性感染症
最近性器に痒みがあります…どうすればいいですか?
性感染症を疑う場合は、各自治体の保健所、または性感染症内科・泌尿器科・婦人科などの医療機関で検査を受けに行きましょう。しかし、保健所では検査できる性感染症の種類が少なく、性感染症にかかっているという結果が出た場合、適切な医療機関で治療が必要です。そのため性感染症にかかっているという心当たりがある場合ははじめから医療機関(性病科、婦人科/レディースクリニック)の受診をおすすめします。また、男性に比べて女性は症状が軽かったり、無症状の場合もあるため気になる方は特に目立った症状がなくても受診することをおすすめします。性感染症について詳しく知りたい方は東京都性感染症ナビをご覧ください。また、パートナーとの性交渉後に性器に痛みや痒みなど症状があらわれた場合は、パートナーへも医療機関の受診をすすめましょう。どちらかだけが受診をして性感染症の診断がついた場合は必ず2人とも受診・治療しましょう。
婦人科・産婦人科の違い
婦人科:妊娠・出産以外の女性特有の病気を診る
産婦人科:妊娠・出産に関わる「産科」と「婦人科」の両方を兼ねています
レディースクリニック:基本的には産婦人科と同じ機能をもっているところが多いですが、クリニックによって専門としている分野が異なる場合もあるのでホームページをよく確認しましょう
性感染症にかかってしまったかもしれない!
病院に行きたいけど保険証を使って親にばれたらどうしよう…
まずは検査だけでも受けたいという方はお近くの保健所または保健センターを検索してみてください。匿名かつ無料で検査を受けることができます。HIVの検査は基本的にどのセンターでも実施されており、場所によってクラミジア・梅毒・淋病など検査項目が変わります。しかし、検査項目にない性感染症の診断ができなかったり、陽性だった場合は治療のために医療機関を受診しなければいけないため、まずは上記に挙げた性感染症にかかっているかだけ知りたいという方におすすめです。医療機関にかかる場合は、健康保険の種類にもよりますが、基本的に通知書類に記載されるのは病院名といくらかかったかのみです。そのため大きな総合病院にかかれば何科を受診したかまで親に知られることはありません。また、婦人科/レディースクリニックやそれ以外の病院でも、費用は高くなりますが自費で診療を受けることも可能です。
どうすれば確実に性感染症を防ぐことができますか?
性交渉をする限り、確実に性感染症を防ぐことはできませんが、コンドームを正しく使用することで多くの感染症を防ぐことができます。性感染症はオーラルセックスでも感染します。性器と口が接触する際にもコンドームを使用しましょう。
また、特定のパートナーがいても相手が過去のパートナーから感染している可能性もありますので、医療機関や1つ前の回答にもある保健センターなどを活用して定期的に検査をすることをおすすめします。
性的同意
性的同意って最近よく聞く言葉ですが、どういう意味ですか?
性的同意とは、”全て”の性的な行為において確認されるべき同意のことを指します。
性的な行為の参加には、お互いの「したい」という”積極的な意思表示”があることが大切です。
性的同意における大切な3つのこと
1 NOといえる環境が整っている(非強制性)
2 社会的地位や力関係に左右されない対等な関係である(対等性)
3 一つの行為への同意は他の行為への同意を意味しない(非継続性)
出典:「セクシュアル・コンセント (性的同意) ハンドブック」一般社団法人ちゃぶ台返し女子アクション
交際相手との間でも性的同意は必要?
たとえ交際している相手との間でも、性的同意は必要です。体調が悪かったり、なんとなく気分が乗らなかったり、途中で気分が変わったり、思いやりを持って接することでお互いにそういったサインを見逃さないことも大切です。どのような関係性であっても、「性的同意における大切な3つのこと」が守られる環境を意識しましょう。
丸の内の森レディースクリニック
生理が来る年齢になったらかかりつけ医を持ってください。生理痛や生理前の不調のこと、デリケートゾーンやおりもののこと、性に関することなど一緒に解決していきましょう。内診検査は必須ではないので気軽に来てください。
対馬ルリ子 女性ライフクリニック
避妊、妊娠、中絶、出産をどうするか、いつするか決めるのはあなたです。月経痛もPMS(月経前の体調不良)もちゃんと治療+ケアすれば必ず良くなっていきます。いつでも相談にいらしてください。お待ちしております。
一般社団法人 日本家族計画協会 市谷クリニック
僕たちのからだは60兆の細胞からできていると言われています。当然ですが、その管理者は「自分自身」ですよね。だから、こころとからだの管理者として、次に起こる問題に対して厳しい目を向け続けなければなりません。そのためにも、自分の意に反することには、きちんと「ノー」と言える勇気が求められます。80年にも及ぶ人生、納得のいく生き方をし続けるために、今ある自分を大切にしていこう。「自分で守れ、君のからだ、君の人生」
新家産婦人科
当院は1973年の開業以来、地域の女性達の健康を見守り続けてまいりました。女性の生涯は思春期に始まり、それぞれのステージで特有の変化を示しながら、ときにはそれが心身の不調を生じさせることにもなります。当院ではあなたのかかりつけ医として、良くお話を伺い理解を深めることを診療の第一歩とし、健康な生活をサポートしていきたいと考えております。気軽にお悩みをご相談ください。